Rush Gaming の CWL Anaheim Day 1 での軌跡。
Day 2 へと進んだその勇姿を、この動画を通じて是非体感してほしい。
なんとかDay 1を突破できたものの、選手達はルーザーブラケット行きになるという窮地に追い込まれていた。
彼らは、リスクを侵してまで思い切ってプレイスタイルに変化を起こすことは得策ではないと既に分かっていた。そこでマネージャーの私から見るに、彼らはプレイ中の声出しや必要な情報のみを淀みなくコールアウトしていくことに全集中力を注いでいたと感じる。
あと1敗で大会敗退という背水の陣を強いられた選手達は、『やると決めたことを迅速に行動に移す』ことの真の重要性を理解し始めていたのだった。
そして迎えたDay2、ルーザーズブラケット1戦目。彼らは、驚くほどの素晴らしいパフォーマンスを魅せつけてくれた。ハードポイントでは弱点を克服するきっかけを掴んで勝利し、続くサーチ&デストロイ(以下、S&D)では1-4まで押されるも、そこから5本連続で取り返し、6-4で勝利を飾った。
私は、彼らが"ゾーン"に入りつつあるのを観ているだけで感じた。
仲間が良いプレイをすれば拳を突き合わせたり、ゲーム内に限らずチームのスタイルがアメリカのスタイルに馴染んできていたのだった。
メンバーほぼ全員が内向的だったにも関わらずこの変化を目の当たりした時、私は思わず胸を打たれた。
それぞれのラウンド、それぞれの試合。ひとつひとつの瞬間が、
"チームが成長している"とはっきり分からせてくれた。
"選手"としてだけではなく、"人"として。
遺憾なことに、次のCyberstormGG戦にてサーチ&デストロイを5-6まで追い詰める大接戦を繰り広げ、惜しくも敗れたことにより、彼らの戦いはここで終わることとなった。
選手達とマネージャー陣は、もしチームがコミュニケーションの問題をもっと速く解決できていればまだまだ先に進めたかもしれない、と感じていた。
もし最後のS&Dを6-5で勝てていれば、次のCTFで圧倒することができたかもしれない、と考えていた。
しかし、そうはならなかった。
この敗北は、チームにとって非常に重要な教訓となった。そして、彼らにはまだまだ成長の余地があることも、確信させてくれた。
敗北を味わいこの遠征の反省を通して、彼らはこれ以上ないほどの悲しみに苛まれただろう。
しかしそれ以上に、さらに成長を遂げて強くなってまたこの地に帰ってきてやるんだという、燃え上がるように熱い意志を得ることができたのだ。
…そしてRush Gamingは、"先"を見据えてただ進んでいく。
私達に必要な音響機器を提供して下さったSennheiser Gaming様、
そして私達の海外遠征をサポートして下さった三井住友カード(SMBC)様に、
心より感謝を申し上げます。
Day 2 の記録と Day 3 の特別映像はこちらから視聴いただけます。
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